イメージメタデータ

イメージメタデータ

イメージメタデータは、エンドユーザーがイメージの原型を判断する手助けになります。また、Image service とやりとりする、関連する OpenStack コンポーネントやドライバーにより使用されます。

メタデータは、ホストのスケジューリングも決められます。property オプションがイメージに設定されていて、ImagePropertiesFilter スケジューラーが有効 (デフォルト) になるよう Compute が設定されている場合、スケジューラーはプロパティーを満たすコンピュートホストのみを考慮します。

注釈

Compute の ImagePropertiesFilter 値は、/etc/nova/nova.conf ファイルの scheduler_default_filter の値に指定されます。

openstack image createopenstack image set コマンドに --property key=value パラメーターを使用することにより、Image サービスのイメージにメタデータを追加できます。複数のプロパティを指定できます。例:

$ openstack image set --property architecture=arm \
  --property hypervisor_type=qemu image_name_or_id

イメージの共通のプロパティも /etc/glance/schema-image.json ファイルに指定されます。有効なキーと値の一覧は、OpenStack Command-Line Reference を参照してください。

すべての関連するイメージのプロパティーは、openstack image show コマンドを使用して表示できます。例:

$ openstack image show cirros
+------------------+------------------------------------------------------+
| Field            | Value                                                |
+------------------+------------------------------------------------------+
| checksum         | ee1eca47dc88f4879d8a229cc70a07c6                     |
| container_format | bare                                                 |
| created_at       | 2016-04-15T13:57:38Z                                 |
| disk_format      | qcow2                                                |
| file             | /v2/images/55f0907f-70a5-4376-a346-432e4ec509ed/file |
| id               | 55f0907f-70a5-4376-a346-432e4ec509ed                 |
| min_disk         | 0                                                    |
| min_ram          | 0                                                    |
| name             | cirros                                               |
| owner            | f9574e69042645d6b5539035cb8c00bf                     |
| properties       | architecture='arm', hypervisor_type='qemu'           |
| protected        | False                                                |
| schema           | /v2/schemas/image                                    |
| size             | 13287936                                             |
| status           | active                                               |
| tags             |                                                      |
| updated_at       | 2016-04-15T13:57:57Z                                 |
| virtual_size     | None                                                 |
| visibility       | public                                               |
+------------------+------------------------------------------------------+

注釈

Volume-from-Image プロパティ

Block Storage のボリュームをイメージから作成した場合、イメージのプロパティを設定することを考慮します。イメージの主要プロパティを変更する場合、Block Storage の設定も更新すべきです。すべてのコントローラーノードで /etc/cinder/cinder.conf ファイルの glance_core_properties を修正して、Image Service に設定した主要プロパティを一致させます。

メタデータ定義サービス

このサービスを用いると、以下の項目を定義できます。

名前空間
  • メタデータ定義を含みます。
  • 名前空間に定義されている全項目に対するアクセス権を指定します。これらのアクセス制御は、名前空間において定義できる人、使用できる人を決定します。
  • 定義をさまざまなリソースの種別と関連づけます。
プロパティー
シングルプロパティーと主制約。各プロパティーは、プリミティブ形式のみになれます。例えば、string、integer、number、boolean、array。
オブジェクト

1 対多のプロパティーのグループとその主制約を説明します。グループの各プロパティーは、プリミティブ形式のみになれます。例えば、string、integer、number、boolean、array。

オブジェクトは、オブジェクトを使用する場合、すべての必要なプロパティーを提供すべき意味的な解釈の下で、必要なプロパティーをオプションとして定義できます。

リソース種別の割り当て
リソース種別と名前空間に適用できる関係性を指定します。この情報は、ドライブ UI と CLI ビューのために使用されます。例えば、同じ名前空間のオブジェクト、プロパティー、タグが、イメージ、スナップショット、ボリューム、フレーバーのために使用できます。または、名前空間がイメージのみに適用される可能性があります。

Image サービスは、メタデータ定義カタログのために、事前定義された名前空間を持ちます。データベースの中に、このディレクトリーからファイルをロードするために、次を実行します。

$ glance-manage db_load_metadefs

データベースからファイルを取り出します。

$ glance-manage db_unload_metadefs

定義を JSON 形式でエクスポートします。

$ glance-manage db_export_metadefs

注釈

デフォルトで、ファイルは Image service の /etc/glance /metadefs ディレクトリーから読み込まれ、そこに書き込まれます。

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