ネットワークオプション 2: セルフサービスネットワーク

ネットワークオプション 2: セルフサービスネットワーク

コンピュート ノードにおいて、Networking のコンポーネントを設定します。

Linux ブリッジエージェントの設定

Linux ブリッジエージェントは、インスタンス用の L2 (ブリッジおよびスイッチ) 仮想ネットワークインフラを構築して、セキュリティーグループを処理します。

  • /etc/neutron/plugins/ml2/linuxbridge_agent.ini ファイルを編集し、以下の作業をすべて行います。

    • [linux_bridge] セクションにおいて、プロバイダー仮想ネットワークをプロバイダー物理ネットワークのインターフェースに対応付けます。

      [linux_bridge]
      physical_interface_mappings = provider:PROVIDER_INTERFACE_NAME
      

      PROVIDER_INTERFACE_NAME をプロバイダー物理ネットワークのインターフェース名で置き換えます。詳細は ホストネットワーク を参照してください。

    • [vxlan] セクションにおいて、VXLAN オーバーレイネットワークを有効にし、オーバーレイネットワークを処理する物理ネットワークインターフェースの IP アドレスを設定し、layer-2 population を有効にします。

      [vxlan]
      enable_vxlan = True
      local_ip = OVERLAY_INTERFACE_IP_ADDRESS
      l2_population = True
      

      OVERLAY_INTERFACE_IP_ADDRESS を、オーバーレイネットワークを処理するベースの物理ネットワークインターフェースの IP アドレスで置き換えます。サンプルアーキテクチャーでは、他のノードへのトラフィックをトンネリングするのに管理インターフェースを使用します。したがって、 OVERLAY_INTERFACE_IP_ADDRESS をコンピュートノードの管理用の IP アドレスで置き換えます。詳細は ホストネットワーク を参照してください。

    • [securitygroup] セクションで、セキュリティグループを有効にし、 Linux ブリッジ iptables ファイアウォールドライバーを設定します。

      [securitygroup]
      ...
      enable_security_group = True
      firewall_driver = neutron.agent.linux.iptables_firewall.IptablesFirewallDriver
      

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