各ディストリビューションは、リリーススケジュールの違いにより、ディストリビューションの一部としてであったり、または他の方法を用いて、OpenStack のパッケージをリリースします。以下の手順をすべてのノードで実行します。
注釈
ここで説明されている OpenStack パッケージのセットアップは、コントローラーノード、コンピュートノード、ブロックストレージノードすべてで実行する必要があります。
警告
この先に進む前に、お使いのディストリビューションの基本インストールパッケージを最新バージョンに更新する必要があります。
注釈
OpenStack 環境に影響を与える可能性があるため、自動更新サービスを無効化または削除します。
お使いの openSUSE や SLES のバージョンに合わせて、Open Build Service リポジトリーを有効にします。
openSUSE の場合:
# zypper addrepo -f obs://Cloud:OpenStack:Newton/openSUSE_Leap_42.2 Newton
注釈
openSUSE ディストリビューションは、パッケージ群を表現するために、パターンという概念が使用します。初期インストール中に ‘Minimal Server Selection (Text Mode)’ を選択した場合、OpenStack パッケージをインストールしようとした際に、依存関係の競合が発生するかもしれません。これを避けるために、minimal_base-conflicts パッケージを削除します。
# zypper rm patterns-openSUSE-minimal_base-conflicts
SLES の場合:
# zypper addrepo -f obs://Cloud:OpenStack:Newton/SLE_12_SP2 Newton
注釈
パッケージは GPG キー D85F9316
を用いて署名されています。使用する前にインポートした GPG キーのフィンガープリントを検証すべきです。
Key Name: Cloud:OpenStack OBS Project <Cloud:OpenStack@build.opensuse.org>
Key Fingerprint: 35B34E18 ABC1076D 66D5A86B 893A90DA D85F9316
Key Created: 2015-12-16T16:48:37 CET
Key Expires: 2018-02-23T16:48:37 CET
パッケージをホスト上でアップグレードします:
# zypper refresh && zypper dist-upgrade
注釈
アップグレードに新しいカーネルが含まれている場合、それを有効にするために、ホストを再起動します。
OpenStack クライアントのインストール:
# zypper install python-openstackclient
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