Queens バージョンのリリースノート

1.0.0-23

バグ修正

  • [bug/1763250] retry と auto_remove オプションのコンフリクトを解消しました。このコンフリクトを避けるため、retry オプションが指定されたときに auto_remove オプションはクリアされます。

1.0.0

新機能

  • クラウドシェル機能が追加されました。[Screen Shot] と [Short Video] も参照してください。

    クラウドシェルを有効にするには zun_ui/enabled/_0330_cloud_shell.py を openstack_dashboard/local/enabled ディレクトリーにコピーして、 Horizon を再起動します。そうすると、ログイン後に「>_ クラウドシェル」ボタンが Horizon のヘッダー部分の右側に表示されます。

    ユーザーが「クラウドシェル」ボタンをクリックすると、クラウドシェル用のウェブコンソールがウィンドウの下部に表示されます。

    クラウドシェルを初めて表示した時、Zun UI はユーザー用のクラウドシェル用のコンテナーを作成し始めます。そのため、クラウドシェルを使用する前にほんの少し時間がかかります。そのコンテナーは、「cloud-shell-<user>-<project>-<domain>-<region>」という名前が付けられます。

    クラウドシェル用のコンテナーが存在する場合には、ウェブコンソールをコンテナーに接続します。

    コンテナーに接続する度に、Zun UI は Horizon からユーザーの clouds.yaml を取得して、これを「~./config/openstack/clouds.yaml」に設定します。また、「export OS_CLOUD=openstack」を「~/.bashrc」に設定します。

    ユーザーのパスワードはコンテナーには設定されないので、ユーザーは手動で環境変数「OS_PASSWORD」を設定するか、clouds.yaml に「password」を設定する必要があります。

    クラウドシェル用のイメージを設定するには、[Image for Cloud Shell] を参照してください。

  • [cinder-integration] コンテナー作成ダイアログに、ボリュームタブが追加されました。コンテナーを作成するときに、ユーザーは既存の Cinder ボリュームをマウントするか、新しい Cinder ボリュームを作成してマウントできます。

  • コンテナー作成のパラメーターが追加されました。新しいパラメータ「auto_remove」、「hostname」、「runtime」がコンテナー作成に追加されています。また、これらのパラメータが詳細ビューに表示されます。これらのパラメーターは、更新用ではないので、更新ダイアログでは表示のみになります。

  • コンテナーの状態に従って、アクションを表示します。以前はコンテナーの状態に関わらず、すべてのアクションを表示していましたが、現在は Nova インスタンスと同じように、アクションをフィルタリングしています。

  • 新しいアクション「コンテナーの停止と削除」が追加されました。このアクションは、コンテナーが稼働している場合、コンテナーを削除する前に停止します。

  • 'project_id' がイメージ一覧ビューの拡張領域に追加されました。

バグ修正

  • [bug/1742599] 一括削除において、削除されたアイテムが再度選択される問題を解決しました。一括削除で直前に削除されたアイテムが、一括削除実行時の削除確認ダイアログで再度表示されていました。また、この問題は存在しないアイテムを削除しようとして、コンフリクトエラーを引き起こしていました。