コンピュートノード

ネットワークインターフェースの設定

  1. 1 番目のインターフェースを管理インターフェースとして設定します。

    IP アドレス: 10.0.0.31

    ネットマスク: 255.255.255.0 (または /24)

    デフォルトゲートウェイ: 10.0.0.1

    注釈

    追加のコンピュートノードは 10.0.0.32、10.0.0.33 などを使用すべきでしょう。

  2. プロバイダーインターフェースは、IP アドレスを割り当てない特別な設定を使用します。2 番目のインターフェースをプロバイダーインターフェースとして設定します。

    INTERFACE_NAME は実際のインターフェース名で置き換えます。例えば、eth1ens224 です。

    For Ubuntu:

    • ファイル /etc/network/interfaces を編集し、以下の内容を追加します。

      # The provider network interface
      auto INTERFACE_NAME
      iface  INTERFACE_NAME inet manual
      up ip link set dev $IFACE up
      down ip link set dev $IFACE down
      

    For RHEL or CentOS:

    • ファイル /etc/sysconfig/network-scripts/ifcfg-INTERFACE_NAME を編集し、以下の内容を追加します。

      HWADDRUUID の項目は変更してはいけません。

      DEVICE=INTERFACE_NAME
      TYPE=Ethernet
      ONBOOT="yes"
      BOOTPROTO="none"
      

    For SUSE:

    • ファイル /etc/sysconfig/network/ifcfg-INTERFACE_NAME を編集し、以下の内容を追加します。

      STARTMODE='auto'
      BOOTPROTO='static'
      
  3. 変更を反映するために、システムを再起動します。

名前解決の設定

  1. このノードのホスト名を compute1 に設定します。

  2. /etc/hosts ファイルを編集し、以下の内容を含めます。

    # controller
    10.0.0.11       controller
    
    # compute1
    10.0.0.31       compute1
    
    # block1
    10.0.0.41       block1
    
    # object1
    10.0.0.51       object1
    
    # object2
    10.0.0.52       object2
    

    警告

    いくつかのディストリビューションでは、実際のホスト名を 127.0.1.1 といった別のループバックアドレスに名前解決する、本質的でない項目がファイル /etc/hosts に追加されます。名前解決の問題を防ぐために、この項目をコメントアウトするか削除してください。ただし 127.0.0.1 の項目は削除しないこと。

    注釈

    このガイドは、複雑性を減らすために、オプションサービスを配備するために選択すべきホストのエントリーを含みます。