NoSQL データベース

NoSQL データベース

Telemetry サービスは、情報を保存するために NoSQL データベースを使用します。このデータベースは一般的にコントローラーノードで実行します。このガイドの手順では MongoDB を使用します。

注釈

NoSQL データベースのインストールが必要なのは、 Telemetry サービスをインストールする場合だけです。 Telemetry サービスのインストールの詳細は Telemetry サービスの追加 にあります。

コンポーネントのインストールと設定

  1. お使いの openSUSE や SLES のバージョンに合わせて、MongoDB 用の Open Build Service リポジトリーを有効にします。

    openSUSE の場合:

    # zypper addrepo -f obs://server:database/openSUSE_13.2 Database
    

    SLES の場合:

    # zypper addrepo -f obs://server:database/SLE_12 Database
    

    注釈

    パッケージは GPG キー 05905EA8 を用いて署名されています。使用する前にインポートした GPG キーのフィンガープリントを検証すべきです。

    Key Name:         server:database OBS Project <server:database@build.opensuse.org>
    Key Fingerprint:  116EB863 31583E47 E63CDF4D 562111AC 05905EA8
    Key Created:      Mon 08 Dec 2014 09:54:12 AM UTC
    Key Expires:      Wed 15 Feb 2017 09:54:12 AM UTC
    

    MongoDB パッケージをインストールします。

    # zypper install mongodb
    
  1. /etc/mongodb.conf ファイルを編集し、以下の作業をすべて行います。

    • bind_ip キーを、コントローラーノードの管理インターフェース IP アドレスを使用するように設定します。

      bind_ip = 10.0.0.11
      
    • MongoDB は、デフォルトで /var/lib/mongodb/journal ディレクトリーに 1 GB のジャーナルファイルをいくつか作成します。各ジャーナルファイルのサイズを 128 MB に減らし、ジャーナル空間の合計消費量を 512 MB に制限したい場合、smallfiles キーを宣言します。

      smallfiles = true
      

      ジャーナリングを無効化することもできます。詳細は MongoDB マニュアル を参照してください。

インストールの最終作業

  • MongoDB サービスを起動し、システム起動時に自動的に起動するよう設定します。

    # systemctl enable mongodb.service
    # systemctl start mongodb.service
    
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