OpenStack Orchestration は、複数から構成されたクラウドアプリケーションを統合するために使用できるサービスです。このサービスは、CloudFormation 互換の Query API 経由の Amazon Web Services (AWS) CloudFormation テンプレート形式、REST API 経由のネイティブ OpenStack Heat Orchestration Template (HOT) 形式の使用をサポートします。
これらの柔軟なテンプレート言語により、アプリケーション開発者は、インフラストラクチャ、サービス、アプリケーションの配備を記述し、自動化できます。テンプレートは、インスタンス、Floating IP アドレス、ボリューム、セキュリティーグループ、ユーザーなどの、ほとんどの OpenStack リソースを作成できます。リソースが作成されると、スタックとして参照されます。
テンプレート言語は、Heat developer ドキュメント の Template Guide にあります。
ダッシュボードにログインします。
左上のドロップダウンメニューから適切なプロジェクトを選択します。
プロジェクト タブにおいて、オーケストレーション タブを開き、スタック カテゴリーをクリックします。
スタックの起動 をクリックします。
テンプレートの選択 ダイアログボックスで以下の値を指定します。
テンプレートソース | テンプレートのソースを一覧から選択します。 |
テンプレート URL/ファイル/データ | 選択するソースに応じて、URL を入力する、ファイルの場所を指定する、テンプレートを直接取り込みます。 |
環境設定 | 環境のソースを一覧から選択します。環境ファイルは、スタック向けの追加の文字列を含みます。 |
環境ファイル/データ | 選択したソースに応じて、ファイルの場所を指定するか、環境を直接取り込みます。 |
次へ をクリックします。
スタックの起動 ダイアログボックスに以下の値を指定します。
スタック名 | スタックを識別するための名前を入力します。 |
作成タイムアウト時間 (分単位) | スタック起動のタイムアウトまでの経過時間を分単位で指定します。 |
失敗時のロールバック | スタックの起動に失敗した場合に、サービスの変更をロールバックする場合、このチェックボックスを選択します。 |
ユーザーのパスワード 「demo」 | スタックが作成したデフォルトユーザーが使用するパスワードを指定します。 |
DBUsername | データベースのユーザー名を指定します。 |
Linux ディストリビューション | スタックで使用される Linux ディストリビューションを指定します。 |
DBRootPassword | データベースのルートパスワードを指定します。 |
キー名 | スタックにログインするために使用するキーペアの名前を指定します。 |
DBName | データベースの名前を指定します。 |
DBPassword | データベースのパスワードを指定します。 |
インスタンスタイプ | インスタンスのフレーバーを指定します。 |
起動 をクリックして、スタックを作成します。スタック タブにスタックが表示されます。
スタックの作成後、スタック名をクリックして、以下の詳細を参照できます。
ダッシュボードにログインします。
左上のドロップダウンメニューから適切なプロジェクトを選択します。
プロジェクト タブにおいて、オーケストレーション タブを開き、スタック カテゴリーをクリックします。
更新したいスタックを選択します。
スタックテンプレートの変更 をクリックします。
テンプレートの選択 ダイアログボックスで、新しいテンプレートのソースまたは環境のソースを選択します。
次へ をクリックします。
スタックパラメーターの更新 ウィンドウが表示されます。
更新したいパラメーターの新しい値を入力します。
更新 をクリックします。
スタックを削除するとき、この操作を取り消しできません。
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