イメージの手動作成

新しいイメージの作成は、OpenStack インストール環境の外部で実行する手順です。お使いのシステムで新しいイメージを手動作成し、そのイメージをクラウドにアップロードします。

新しいイメージを作成するために、ゲストオペレーティングシステムのインストール CD/DVD の ISO ファイルが必要になります。また、仮想化のツールにアクセスする必要があります。このために KVM を使用できます。または、(VMware Fusion や VirtualBox などの) GUI デスクトップ仮想化ツールを持っている場合、代わりにそれを使用し、完了後にファイルを raw に変更できます。

新しい仮想マシンイメージの作成時、ハイパーバイザーのグラフィカルコンソールに接続する必要があります。これは、仮想マシンのディスプレイとして機能し、お使いのキーボードとマウスを使用して、ゲストオペレーティングシステムのインストーラーを操作できます。KVM は、VNC (Virtual Network Computing) プロトコル、より新しい SPICE プロトコルを使用して、グラフィカルコンソールを利用できます。ここでは、お使いのデスクトップで動作する VNC クライアントを見つけやすいので、VNC プロトコルを使用します。

To create an image for the Database service, see Building Guest Images for OpenStack Trove.