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ハードウェアの取り扱い

初期導入時と同じように、本番環境に追加する前に、すべてのハードウェアについて適切な通電テストを行うべきでしょう。ハードウェアを限界まで使用するソフトウェアを実行します。RAM、CPU、ディスク、ネットワークを限界まで使用します。多くのオプションが利用可能であり、通常はベンチマークソフトウェアとの役割も果たします。そのため、システムのパフォーマンスに関する良いアイディアを得ることもできます。

コンピュートノードの追加

コンピューティングリソースのキャパシティ限界に達した、または達しそうとわかれば、さらなるコンピュートノードの追加を計画すべきです。さらなるコンピュートノードを追加することは簡単です。ノードを追加する手順は、最初にコンピュートノードをクラウドに導入したときと同じです。自動配備システムを使ってベアメタルサーバーにオペレーティングシステムのインストールと起動を行い、次に構成管理システムにより OpenStack Compute サービスのインストールと設定を行います。他のコンピュートノードと同じ方法で Compute サービスのインストールと設定が終わると、自動的にクラウドに接続されます。クラウドコントローラーが新しいノードを検知し、そこにインスタンスを起動するようスケジュールし始めます。

OpenStack ブロックストレージノードがコンピュートノードから分離いる場合、同じキュー管理とポーリングのシステムが両方のサービスで使用されるので、同じ手順が適用できます。

新しいコンピュートノードとブロックストレージノードには、同じハードウェアを使用することを推奨します。最低限、ライブマイグレーションが失敗しないように、コンピュートノードでは CPU は同様のものにしてください。

オブジェクトストレージノードの追加

新しいオブジェクトストレージノードの追加は、コンピュートノードやブロックストレージノードの追加とは異なります。サーバーの設定は、これまで通り自動配備システムと構成管理システムを使って行えます。完了した後、オブジェクトストレージノードのローカルディスクをオブジェクトストレージリングに追加する必要があります。これを実行するコマンドは、最初にディスクをリングに追加するのに使用したコマンドと全く同じです。オブジェクトストレージプロキシサーバーにおいて、このコマンドを、新しいオブジェクトストレージノードにあるすべてのディスクに対して、再実行するだけです。これが終わったら、リングの再バランスを行い、更新されたリングファイルを他のストレージノードにコピーします。

注釈

新しいオブジェクトストレージノードのディスク数が元々のノードのディスク数と異なる場合には、新しいノードを追加するコマンドが元々のコマンドと異なります。これらのパラメーターは環境により異なります。

コンポーネントの交換

クラウドインフラなどの大規模環境では、ハードウェアの故障はよくあることです。作業内容を考慮し、可用性と時間の節約のバランスを取ります。たとえば、オブジェクトストレージクラスターは、十分な容量がある場合には、ある程度の期間は死んだディスクがあっても問題なく動作します。また、(クラウド内の) コンピュートノードに空きがある場合には、問題に対処する時間が取れるまで、ライブマイグレーションで RAM が故障したホストから他のホストへインスタンスを移動させることも考慮するとよいでしょう。